2011年8月27日土曜日

男子会@奈良

 先日、大阪へ行った時のことを少し書いたが
奈良に行くのはそれよりも更に久しぶりだった。
そんなに御無沙汰な奈良に
わざわざ何をしに行ったかと言えば
勿論カレーを食べに行ったのである。


マトンロースト。良い肉使ってる。見た目が美しいのも好印象。
ソースに浸けても良いが、其のままでも十分旨い。


 奈良には、東京のカレー好きの中では有名なお店がある。

その名も南インド系辛口料理店「タリカロ」。

日本人の店長とシェフが腕をふるうお店だ。

夜のタリカロカリーセット。
右から、ライタ、チキンカレーのグレービー、キーマカレー、海老カレー
ダルカレー、チキンカレーの具のチキンレッグ、アチャール
ポリヤル、ライス。ライスとカレーはお替り自由なのは有り難い。

ここのお店は不定休なので、行かれる時はお店のブログなどは
必ずチェックした方がいい。
東京とは違って簡単にカレーリカバリー出来る程
お店はあちこちにないのだから。

当然、ミールスのようにどばどばとライスにかけて
混ぜて食べる。手食すると、フィンガーボールも出してくれる。
ライスは日本米だが不満はない。
欲を言えばもう少し固めに炊いてあると
カレーとの馴染みが更に良くなると思う。
黒板にその日にあるサイドメニューなども書かれているが
ここで絶対に食べるべきは、夜のタリカロカリーセット。
これは南インド的に言えば、要するにミールスだ。
一品一品レベルの高い味わいだが、何と言ってもチキンカレーが美味い。
恐らく普通の人にはかなり辛いだろうが、エッジの効いたスパイス感あふれる辛みは
単なる痛覚としての辛さではなく、美味しい辛さとして私には感じられた。
しかも、カレーとライスはお替り自由というのだから、嬉しい限り。
当然、私は2回程お替りした。

奈良駅周辺の商店街の裏路地で見つけたカフェにて。
店員さんが、全員イケメンでここち良い接客。
次タリカロに来た時も、ココは寄りたい。

お店は地元でも結構な人気店の様で
後から後からお客さんが来て、客足が途切れることは無かった。
お店のキャパはそんなにないので、待ちが出ている時などは
ゆっくり食後の余韻を楽しむのは、別の場所にした方がいいだろう。
情熱ホルモンで二次会も良し
我々のようにオサレなカフェを探して、奈良駅周辺を散策するも良しだ。

大阪に続き、奈良のカレーのレベルの高さにも驚かされた日だった。


今回のお店:南インド流辛口料理店「タリカロ」

詳しくはお店ブログを参照してください

2011年8月26日金曜日

ある日の朝食

さて、今回の帰郷はお盆後にも
しばらく京都で用事があったのでいつもより長く関西に滞在していた。
数年ぶりに大阪へも出かけた。その折に訪れたスリランカカレーのお店が物凄く美味しかった。

レンズ豆と南瓜のカレーとキャベツとツナのスパイス炒め
 その時は思いつきによる予定外の訪問だったので、写真も撮っていなかったが
カレー好きには有名なお店でKALUTARAという。
刺激が強いわけではなく、シミジミと味わい深い
思い返すとまた食べたくなる、非常に美味なカレーだった。
店も良い雰囲気だし、何よりランチカレーがあのクオリティーで700円台は
流石は大阪、と唸らざるをえなかった。
その後、食べたタコ焼きも美味かったが、やはり印象深いのはカレーの方で
次回の帰郷でも、KALUTARAは絶対食べに来ようと
タコ焼きを頬張りながら、固く心に誓ったのだった。

KALUTARAを思い出しながら作ったが、スリランカカレーかと言われると~風です、としか言えない。ココナッツミルクと南瓜は相性がいい。この豆カレーはオイルテンパリング無しでもココナッツミルクの御蔭でコクがでるので良い。炒めモノはスターターにマスタードシードとフェンネル、フレッシュカレーリーフを使っている。最近、好きな組み合わせなのだ。



そんなこんなで帰ってからスリランカ風料理をチョクチョク作る。
帰郷前から、dancyuの特集のスパイスカフェレシピで
スリランカカレーを何回か作ってハマっていたのが
更にブーストがかかった状態だ。
基本的に汁物とお惣菜的に何品か作るが
シンプルなのに奥深くて面白い。

単品で食べても中々美味いんだが、混ぜると非常に美味くなるね。インド料理でもそうだけれど、スリランカ料理は特に、混ぜて美味しくなる、というのを実感できる気がする。

この写真を見てそういえば、お前家では米くわねぇんじゃなかったけ?
と思った人は、私のブログ(旧の方ね)の読み込みが足りない。
「基本的に」私は家で米は食べないのであって、例外的な時には食べることだってある。
例えば、今のようにマルイチが毎年恒例の長期休業だったりした時だ。
スリランカカレーはライスと合うので、今回は加ト吉さんに活躍していただいた。
私は一度ハマると、飽きるまで食べ続けたい人間なので
しばらくはこの手のカレーを作り続ける毎日になりそうだ。


2011年8月25日木曜日

男子会@京都

お盆休みは例年通り、実家に帰っていた。

盆暮れ正月には実家に帰るのが、我が一族の鉄の掟である。

私が、帰る場所がある、こんなに嬉しいことはない

と心の底から思えるのは、まだ先の様で

いつも如何にして帰郷期間を短縮するかを考えている。


しかし、帰ったら帰ったで楽しいことも待っている。

男子会@京都である。

会場は勿論、京都が誇るインド料理の名店NOORANI。

今回も男子会特別メニューを織り交ぜての宴を

しっかり堪能してきた。


べルプリ(非通常メニュー)
インドの軽食で、豆やポン菓子みたいなものをスパイシーなタレで和えたもの
と言った感じかな。
東京ではそこそこ認知度が上がってきている・・かもしれないインドスナック
これ京都で作ってる店あるのかな、ないだろうな~。
このベルプリは今まで食べたものの中でも屈指のスパイシーさ
お酒(発泡系がイイ)のおつまみにもピッタリだった。


NOORANIサラダ
 以前から飽きるほど繰り返しているが、ここのサラダは本当に絶品
インド料理店では間違いなく最高級のものだ。
草食系男子も肉食系男子もロールキャベツ系男子も
勿論女子も、とにかく食べてみるが良し。
そして美味さに悶絶せよ。

ダヒプリ(非通常メニュー)
ダヒプリと言えば、東京では秋葉原のあの名店のものが
即座に思い浮かぶカレーオタクの方々も多いと思うが
これはソレ系とはチト趣きが違う。
庶民のスナックをレストラン風に洗練させたもので
見た目もかなり上品。
ダヒは水切りヨーグルトなので、舌ざわりも濃厚でクリームチーズの様。
これは女子受けしそうだね。


パニプリ(期間限定メニュー)
こちらも秋葉原の某店のものとはチト違い
中に予めマサラポテトを詰めた状態で出していただける。
自分で詰めるのも良いが、初見の方に優しいのは間違いなくコッチだろう。
特筆すべきはタマリンドジュースの美味さ。
正直、これだけをゴクゴクと飲めるし飲みたいね。
あ、勿論おかわり飲みました。


アフガニチキン(要予約メニュー)
 マイルドでリッチな味付けのタンドーリチキンという表現が近くなるのかな。
見ての通り、ここのお店のものは丸々一羽、しかもフィリングがたっぷり詰まった
通称子持ちアフガニチキン。
添えられてくる特製ソースをかけると、これがまた最高に美味い。
この鶏も非常に美味くて、骨も柔かいからバリバリ食べられる。
通常は4人以上で頼むメニューだと思うが
我々は3人でペロリと平らげた。

ラムボディカバブ

 そしてまだ肉が食い足りない我々はこれを喰う訳だ。
アフガニチキンで肉食願望が刺激されたのかもしれない。
ラムの焼き物も、これ以上のものに出会ったことは無いな。
弾力があってジューシーで美味い、最高だ。


ジャルダルーボディ(期間限定メニュー)とココナッツローティ
 これは去年も食べたカレー。
食べるとあの時の感動がよみがえるな。
ビネガーの強い酸味とガツンとしたスパイス感は夏にピッタリ。
それなりに食べる人を選ぶカレーかもしれないけれど
インド料理好きには迷わず薦めたい一品。
ココナッツロティとの組み合わせは最高
ちなみに私的ナンバーワンのロティはこのお店のもの。


ナブラタン・コルマ(期間限定メニュー)
 言うなれば、フルーツと野菜たっぷりのシチューのようなカレー。
ライス系でも合うかもしれないが、パン好きの私としてはナンやロティと食べたいな。
宝石とは名ばかりの、全~部嘘!と某シェフが言うであろう
ナブラタンコルマが巷では数多く横行するが
これぞ本物、と言いたくなる。
今回のカレーでは一番ツボだった。


手羽先カレー
コラーゲンたっぷりの手羽先がドカンと鎮座している豪快なカレー。
スパイス感もワイルド(なのは補正があるかもしれないが)
これはライスとが相性いいかな。
見た目ほどにオイリーに感じないのは、ここならではの生薬オイルのおかげだろう。
食べる時は手でかぶりつくのが正しい食べ方だ、遠慮なくいくべし。




御馳走様。

今回も食べて食べて食べまくっているな~。

そして撮ってないが、勿論呑んでる。

酒は百害あって一利なし、酒は悪魔の使い

そんなことを言っていた時期が私にもありました・・。

仕方ない、お酒って美味しいし楽しいもんね。

という訳で、京都での夜は更けていくのであった。



P・S

幹事役のdekoさん、お店の皆さま、今回も有難うございました。



今回のお店:インド料理 NOORANI

場所:京都市北区大将軍川端町21 ルミエール白梅1F

営業時間:11時~15時、17時~22時30分(L.O.)

定休日:不定休

連絡先:075-464-0586