2013年9月24日火曜日

カレー生活34

今回はNOORで星コース
柳松茸と平茸のスープ
やっぱりスープにはパンですよね。
しかしこのパンがまたうまい。
前菜盛り合わせ
器がおしゃれ~
中央のサラダに三種のマスタードソースがまた
どれも違う味わいで激ウマ

ぶりのカバブ
ブラッドオレンジのソースがよく合う
魚と柑橘系は鉄板!

牛カバブ
赤身肉のステーキ
ペッパーの風味豊か!
もうこれがメインとしか普通は思えないけれど
そうではないことを我々は知っている。

きのこプラオにダルアルーパラタ
チキンとディルのカレーにマラバールフィッシュカレー
もうフィッシュカレーの美味さが凄い。
出汁的な旨みを前面に出しているわけではなく
グレービーを作って、この衝撃。恐るべし

チーズ盛り合わせ
濃い~ワイン若しくは
ブランデーかウイスキーとチビチビやりたい

芋アイスに焼きバナナ
キャラメリゼ部分がほろ苦くて最高

別の日のNOORの前菜盛り合わせ
きのこのアヒージョのオイルは
ジュースです、ジュース

さんまとチーズとハーブのサラダ
フリット状で出てくるとは驚いた
これはチーズやナッツに合うね!

ホット秋刀魚チリ
チリチキンの秋刀魚板
食べる前から、皆
美味いことわかるわ~状態
瞬殺でした。

パニールブジヤ
これ頼んだの初めてかな。
副菜的に食べるもよし
メインで食べるもよし。
個人的にはマタールとかナッツとかで
食感にアクセントがあるとさらに嬉しい。

きのこもりもりニハリ
ニハリの中でもきのこが一番好きかも
独り占めしたい

シーフードラッサム
今夏ナンバーワンの称号は君にあげよう。
何度食べてもうまい
冬もよろしく。

チャーハン大盛り
うまい、うまい‥口いっぱいにガツガツ頬張りたい



心斎橋でシュラスコ
東京より狭いけど、ビュッフェも充実していて
やはりバルバッコアはいいね

肉を飽きるまで食いたい時は
シュラスコに限ります

万灯呂山より
愛をこめて


三連休もいよいよ終わりだ。

今日は派手に動いて、何かしらを発散するのではなく

じっくりと英気を養うために、さんさかへとやって来ていた。

ここはやはり落ち着く。

近頃、私の一番好きな席である本棚前のテーブルの左隅は

いつも先客がいて座れないが、まぁ致し方なし。

店に充満する空気感が、私の細胞ひとつひとつにじんわり染みてきて

それがたいへん心地いい。

私はトーストセットを頼んで、持ってきた本と

目の前の本棚の中から気になったものを一冊

傍らに置いて、読んだり読みながら違うことを考えたり

気になった文を書き写したり、思いついたネタを書き留めたり

食べたいご飯のリストを作ったりしながら

ぼんやり過ごしていた。

注文した、ハムとチーズとレタスと卵焼きの入ったトーストサンドを口に頬張ると

満足のあまり鼻息が荒くなる。

あぁ、いい休日だ。


ひとしきり、さんさかの空気に細胞が浸りきったところで

散歩がてらに烏丸通沿いの本屋を二軒はしごする。

いくつか気になる本を見つけるも、少し立ち読みして

名前と出版社を携帯にメモして取り敢えずは買わずにおく。

こうして、欲しくてたまらなくなるまで

放置しておくのが、いつもの私の習性なのだ。

曰く「迷っている間は何も買うな」である。

店を出て、帰りの地下鉄への道をぷらぷら歩きながら

空を見上げると見事な秋晴れに、私は目を細める。

あぁ、いい休日だ。



家の前にたどり着いた私の頬を何かが掠める。

直前に、ポスンという聞き覚えのある音。

これはガスガンの発砲音である。

周囲を見渡すと、屋上から「誰だ!」という声がする。

誰だも何も、分かっていて撃っているくせに‥。

父である。

続けて、ポスンポスンと警告なしの発砲。

家の玄関に避難しながら一応「私です」と名乗りを上げるも、まるで無視。

そもそも私であることを確認してから、撃ってきているのだから

当然といえば当然である。

家に入って、取り敢えず屋上へ凶弾の発砲元を確認しに行くと

やはり父が右手にガバメントを握て、にやにやしていた。


「どうだ、アマ○ンで買ったんや」

なるほど、今朝届いた箱の中身はそれでしたか。

「ふふん。ほら、命乞いをしろ」

いやいや人に向けてはいけないと説明書に書いてあるでしょ。

「知らん。説明書は読まない主義や」

読んでも向けるくせに。


父は取り敢えず武器のたぐい、特に飛び道具を持つとすぐ動物で試したがる。

一番身近にいる家族は、格好の標的である。

母も私も弟も、そして母の植木も、幾度となく凶弾に晒されたものである。



「これで近頃にゃ~にゃ~五月蝿い野良猫どもを撃退してやろうと思ってな」

なるほど、確かに最近五月蝿いですな。

「うむ。その前にでかい的で練習しておこうと思ってな」

なるほど。それで警告なしの発砲ですか。恐れ入りましたよ。しかし人を撃つのは、せめて私を撃つのは止めていただきたい。

「しかし、お前の弟は居ないぞ」

ならば、空き缶でも撃てばよろしかろう。

「動いてるものを撃ちたい。逃げろ」

あぁ、なんて休日だ。

私は部屋に逃げ帰り、本棚の隣に立てかけてあった

ショットガンを手に持ち、屋上に戻る。

さぁ、命乞いをしろ。



お互い無益な殺生は止めようということで

適当な空き缶を並べたり、道路標識や

お隣のパラボラアンテナを的に

射的に興じることにした。

当然、家の半径20メートル付近にはBB弾が散乱する。

「しかし、安心していい。これはバイオBB弾だから、やがて腐敗して土に帰る」

エコですな。

「ぬかりはない」

動かんものを的にしていると

段々もっとリアルでスリリングなものを撃ちたいと思ってくる。

説明書や箱にいくら書いてあろうとも

銃とは本来生き物を狩るための道具だから、仕方のないことである。

ん~、お向かいさんの部屋の中にでも撃ち込みますか。

「バカタレ。近所から訴えられたらどうする」

応戦しましょう。

「儂には社会的立場がある」

そうですな、それはまずいですな。



その時、家の前に一台の自転車が止まった。

我々は運転手が格好の獲物であることを確認すると

問答無用で撃ち始めた。

あぁ、楽しいいい休日だ。

ひとしきり発砲してから聞いてやる。誰だ!

「僕や」

気の毒な弟であった。


2013年9月22日日曜日

カレー生活33




久しぶりのイタリアン
トラットリア・マンマ・ディ・ブーにて
前菜盛り合わせ

トリッパの煮込み
トリッパ大好きなんだよね
家で作ると、台所がものすごく
牛小屋臭くなる

たこのラグー
美味い、パスタが美味すぎる
興奮のあまりやらかしたことが
後に素晴らしい結果を生む

ミスジのステーキ
やっぱトスカーナ料理といえば肉でしょ

島豚の香菜グリル
うまい豚の脂は最高

ティラミスーッとクロスタータ
ティラミスの意味を女子の前で語りたい

dekoさんバースデーコース
一品目は柳松茸と栗のスープ
秋の香りを閉じ込めた素晴らしいスターター

前菜盛り合わせ
どれも非常に美味しかったのだけれど
個人的一番は中央のインディアンカクテル
こればっかり山盛り食べたい!
と思ったのでお代わりしました

お供にはオレガノチャパティ
水を使ってないので、ややハード

アルティッキ
屋台のそれとは異なる進化を遂げた一品
ジャンキーな印象は微塵も無い
まるで魔法にかかったシンデレラや~

鯛のグリル サフラニソースがけ
シェフはシーフードのグリルがすごく上手い
肉よりも得意じゃないの?と思ってしまうくらい

はい、錯覚でした。
やっぱりお肉最強!
ミュルズリーカバブをグリズリーのように齧り付く
右に見えるは自家製パスタ
パスタが食いたい、その一言が歴史を動かしました
ありがとう、そしてありがとう

今回のカレーターリー
またしても今回が一番美味しいと思ってしまった‥
まさに進撃のヌルールさん
米粒一つ残さず駆逐してやりました

お口直しのチーズ
あ~、ワインが、ワインが飲みたい!
あんまり好きじゃないけど、チーズとかだと
シラーとかのフルボディ系が飲みたくなる

締めはトライフル
何とも満足度の高いコース
また食べたいと思わせてくれる魅力が終始あった
ので、来月もしっかり予約しました

鯖缶とオクラのカレー
まぁ、間違いない、鯖缶かれーは


ひよこ豆とエリンギと鶏の煮込み
特に感動があるわけではないが
普通においしい、普段のごはん

ヌーラー二で海老サラダ
ほとんど弟と妹に喰われた‥
ええんやええんや
兄ちゃん、いつも食うとるしな

バターナッツとシャドークイーンのタンドーリサブジ
兄ちゃん、バターナッツて何?
かぼちゃの一種やな、ナッツみたいな風味なんや
兄ちゃん、何でも知ってるな~
何でもとちゃう、知ってることだけや
みたいなやりとりはありませんでした。

ビーフチャップ
トマトしか食わしてもらえませんでした
ええんや、兄ちゃんはお前らが喜んで食べてくれたら
ええんや、それで‥

ピスタ・チキン
どや、美味しいやろ?
アスタ・ラ・ビスタ!チキン!

カジュチキン カーラマサラ
餡子ナンと合わせたけど合うね。
酸味と甘みが思ったより強い。
インディカ米より日本米に合う気がする。


夢バクで親友との楽しいひと時
ジビエとチーズとワインの店なんて
私のためにあるとしか思えん

鹿のパテ
あっさりなので軽めの赤や白がいい
ワインが進むね~

自家製鴨ロース
最高においしい!
幸せだわ

賀茂茄子とトマトとモッツァレラの赤のアヒージョ
間違いない組み合わせでしょ
ちなみに緑のアヒージョもある

猪のステーキ
ぼたん鍋よりステーキ派
猪はけっこうひつこいからね
ソースの酸味がうまくバランスとってるね

エゾシカのワイン煮 ゴルゴンゾーラソース
ゴルゴンゾーラソースは無論
バゲットを頼んで綺麗に拭い取りました

デザートにロックフォールと無花果と蜂蜜
ブランデーで締めるなんて
なんかダンディーじゃない?
あぁ自分に酔う
三連休の中日の夜というのは

嬉しさと寂しさが入り交じった複雑な時間帯だ。

今夜、眠りについても

あすはまだ、休日の朝だ、幸せだ。

しかし、と同時にこの休みも

いよいよ残り一日となってしまったことを

私は再確認する、それがとても寂しい。



それなりに貴重な、限りある資源であるところの三連休を

私は全力で楽しむべく、昨日は日の高いうちから

大阪兵庫を周り、最後は夜景を見に万灯呂山へ登る

というドライブを敢行した。

無論、助手席に座るのは弟であり

可愛い女子ではない。

隣に座るのが可憐な乙女であれば

どんなに良いかとは思うが

無い物ねだりに時間を費やすほど

私は暇ではない。


道中、馬鹿な話に華を咲かせ

大阪ではシュラスコで一人肉一キロをノルマに

最後は殆ど修行といった面持ちで肉を腹に詰め込み

腹ごなしの散歩では服屋を回るも

試着できる状態ではないので早々に引き上げ

次なる目的地の西淀川区のハラールフードショップを目指していたつもりが

なぜか武庫川にいってしまい、高速道路を行ったり来たりしながら

途中、何度か事故りかけるスリリングな思いもし

何とかたどり着いたはいいが、5分で買い物は済んでしまい

すぐまた今度は京都は井手町にとんぼ返り。

万灯呂山のただでさえ細くて荒れた道は

先日の台風で一層荒廃の度を増していた。

陽気な歌を流して気分を盛り上げでもしないと

一寸先は闇の夜に、恐怖で心をもって行かれそうだった。

しかし、やはり山頂からの景色は素晴らしい。

来たのは五年ぶりだったが、電車や車のライトで照らされた下界のロマンチックさに

昼に満たしたままの腹どころか今度は胸までいっぱいになり

隣で弟は「恋がしてぇ」とつぶやく始末。

かくいう私も「恋の予感で良いから、、何かきっかけをください‥」

とリアルなお願いを口に出し

お互い次は可愛い女子とここに来ようと

明るくふたりを照らすお月様に誓ったのだった。

今日は今日で、昼間は家族と共にお彼岸の墓参りだ。

仕事で外出していた父からは

「墓場で待つ」と、ドヤ顔で打ったであろうメールが届いてウザかったが

その後は初めて家族でNOORANIへ行くという突発的イベントもあった。

彼女を両親に紹介するのにも似た

えも言われぬ気持ちを味わって

彼女が美人で優しく

私にとっては非の打ちどころのない天使であろうとも

これに纏わる緊張感はきっと解消されないだろうと実感した。

それから貯まっていた本を読んだり勉強したりして現在に至るわけだが

これでblogの更新も出来れば、まずまずの一日だったと言えるだろう。


明日は明後日に迫った平日の為に

心と体を整えるための日だ。

休日を満喫しつつ、次の日に全く持ち越さないようにする必要がある。

入念にストレッチをしながら映画を見て

早くお風呂に入って寝ることにしよう。

まぁ、ストレッチと映画鑑賞を同時にやる必要性はあまりないから

そのへんは臨機応変に。

とにかく早く寝よう、おやすみなさい。






2013年9月14日土曜日

カレー生活32

前から気になっていたカーヴ田中屋さんでワイン購入
また次行くのが楽しみ

リンデンバームで買ったお惣菜
いい店の大半は北にあるのがちょっと不満

買った赤と一緒に。
ガメイ、好きなんだよね

パテやリエットも。
鮎のリエットのほろ苦さがまた何とも美味しい。

NOORで前菜盛り合わせ
毎度、間違いない美味しさ


牛肉とドリアンのサラダ
焦げ目のついた部分とドリアンがすごく合う

びんちょうまぐろとマンゴーのサラダ
美味い!ワイン飲みたい!

ケララビーフ
かなりドライな仕上がり
ペッパー主体の辛さなので
かなり体があったまる

タマリンドライス
いままで食べてきたタマリンドライスとは何だったのか‥
めっちゃすっぱ美味い

サンバル
美味しい。
こういう基本的とも言えるようなカレーが
すごく美味しい事が
とても有り難く素晴らしい。


買ったパンがあまりにも不味かったので
サラダにしたら、まぁ食べられるようになった。

ブータンノワール
たま~に食べたくなるんだよね


レバーのワイン煮
昔からの十八番です
失敗する方が難しいレシピで安定の美味しさ

牛肉とドリアンのサラダ再び
頼む度、少し変化があるから
同じメニューでも何度も頼んでしまう。
そして、頼む度美味しくなってる。

ミールス
最近、独りで夜NOORは大抵ミールスだな
内容もほぼ日替わりだし飽きないし



久しぶりに欧風カレーを作った
勿論ルーは使わずに。
けっこう美味しく出来て満足

弟とハチハチに。
ここにはハチハチという店の空気を味わいに来てる

その後、さらさ西陣へ。
銭湯を改装した店内もいい雰囲気。

8月のマサラ会 
さつま芋と甘栗かぼちゃのスープ
黒パンと一緒に食べたい!



前菜盛り合わせ
デーツが今まで食べた中で、最高に美味しかった。
胃腸を整え、次に繋げるいい一皿。

カバブ盛り合わせ
もう毎度ここのカバブの美味しさは筆舌に尽くしがたい。
ホタテのカバブのマスタードソースがすごく好き
ラムは愛してる。

カレー盛り合わせ
三つがはっきり個性の別れた、非常にバランスのいいプレート
のみならず、ひとつひとつの美味しさも際立っていて
今回のがイベントカレーで一番好きだった。

ソルベとシュリカンド
辛い料理のあとの
冷たくて甘いデザートは最高!

温かいデザートのサミヤンも。
食べたことない人には
甘いにゅうめんと言えば分かりやすい。

NOORANIサラダ
いつも微妙に違ったアクセントになるものが入っていて
定番メニューも飽きないね

ラムボディカバブ
エビバディ・ラムバディ!



今季初ジャルダルーボディ
かなりもったりした仕上がりで来たので
ん?と思ったが、食べるとフルーティな甘さと酸味
追いかけてくる辛さが爽快
なんて見た目によらんカレーだ!


その昔、まだブログというものを書き始める前のこと

どうせ書くなら読書ブログを書きたいと思っていた。

買った本を積まずにさっさと読むためと

感想を記しておいて、自分の備忘録がわりにするためだ。

おまけに面白かった本をそこはかとなく

不特定多数の人に薦められるし

こいつはいいぜ!と考えていたのだ。

しかし、先にカレーブログを始めてしまったし

もうひとつブログを作ったら

ただでさえ滞りがちな更新が

一層立ち行かなくなることは

火を見ることよりも明らかである。

先に読書ブログさえ始めていれば

麗しき読書女子と運命的な出会いを果たして

あはははん的な展開もあったかも知れないというのに!

全く、惜しいことをしたものである。

だが選ぶべき未来を逃した結果

スパイスにまみれた世界の奥底で

運命的な出会いを果たした人々と

味わい深い日々を送っているので

それはそれで良しとしたいところである。