今回はNOORで星コース 柳松茸と平茸のスープ やっぱりスープにはパンですよね。 しかしこのパンがまたうまい。 |
前菜盛り合わせ 器がおしゃれ~ 中央のサラダに三種のマスタードソースがまた どれも違う味わいで激ウマ |
ぶりのカバブ ブラッドオレンジのソースがよく合う 魚と柑橘系は鉄板! |
牛カバブ 赤身肉のステーキ ペッパーの風味豊か! もうこれがメインとしか普通は思えないけれど そうではないことを我々は知っている。 |
きのこプラオにダルアルーパラタ チキンとディルのカレーにマラバールフィッシュカレー もうフィッシュカレーの美味さが凄い。 出汁的な旨みを前面に出しているわけではなく グレービーを作って、この衝撃。恐るべし |
チーズ盛り合わせ 濃い~ワイン若しくは ブランデーかウイスキーとチビチビやりたい |
芋アイスに焼きバナナ キャラメリゼ部分がほろ苦くて最高 |
別の日のNOORの前菜盛り合わせ きのこのアヒージョのオイルは ジュースです、ジュース |
さんまとチーズとハーブのサラダ フリット状で出てくるとは驚いた これはチーズやナッツに合うね! |
ホット秋刀魚チリ チリチキンの秋刀魚板 食べる前から、皆 美味いことわかるわ~状態 瞬殺でした。 |
パニールブジヤ これ頼んだの初めてかな。 副菜的に食べるもよし メインで食べるもよし。 個人的にはマタールとかナッツとかで 食感にアクセントがあるとさらに嬉しい。 |
きのこもりもりニハリ ニハリの中でもきのこが一番好きかも 独り占めしたい |
シーフードラッサム 今夏ナンバーワンの称号は君にあげよう。 何度食べてもうまい 冬もよろしく。 |
チャーハン大盛り うまい、うまい‥口いっぱいにガツガツ頬張りたい |
心斎橋でシュラスコ 東京より狭いけど、ビュッフェも充実していて やはりバルバッコアはいいね |
肉を飽きるまで食いたい時は シュラスコに限ります |
万灯呂山より 愛をこめて |
三連休もいよいよ終わりだ。
今日は派手に動いて、何かしらを発散するのではなく
じっくりと英気を養うために、さんさかへとやって来ていた。
ここはやはり落ち着く。
近頃、私の一番好きな席である本棚前のテーブルの左隅は
いつも先客がいて座れないが、まぁ致し方なし。
店に充満する空気感が、私の細胞ひとつひとつにじんわり染みてきて
それがたいへん心地いい。
私はトーストセットを頼んで、持ってきた本と
目の前の本棚の中から気になったものを一冊
傍らに置いて、読んだり読みながら違うことを考えたり
気になった文を書き写したり、思いついたネタを書き留めたり
食べたいご飯のリストを作ったりしながら
ぼんやり過ごしていた。
注文した、ハムとチーズとレタスと卵焼きの入ったトーストサンドを口に頬張ると
満足のあまり鼻息が荒くなる。
あぁ、いい休日だ。
ひとしきり、さんさかの空気に細胞が浸りきったところで
散歩がてらに烏丸通沿いの本屋を二軒はしごする。
いくつか気になる本を見つけるも、少し立ち読みして
名前と出版社を携帯にメモして取り敢えずは買わずにおく。
こうして、欲しくてたまらなくなるまで
放置しておくのが、いつもの私の習性なのだ。
曰く「迷っている間は何も買うな」である。
店を出て、帰りの地下鉄への道をぷらぷら歩きながら
空を見上げると見事な秋晴れに、私は目を細める。
あぁ、いい休日だ。
家の前にたどり着いた私の頬を何かが掠める。
直前に、ポスンという聞き覚えのある音。
これはガスガンの発砲音である。
周囲を見渡すと、屋上から「誰だ!」という声がする。
誰だも何も、分かっていて撃っているくせに‥。
父である。
続けて、ポスンポスンと警告なしの発砲。
家の玄関に避難しながら一応「私です」と名乗りを上げるも、まるで無視。
そもそも私であることを確認してから、撃ってきているのだから
当然といえば当然である。
家に入って、取り敢えず屋上へ凶弾の発砲元を確認しに行くと
やはり父が右手にガバメントを握て、にやにやしていた。
「どうだ、アマ○ンで買ったんや」
なるほど、今朝届いた箱の中身はそれでしたか。
「ふふん。ほら、命乞いをしろ」
いやいや人に向けてはいけないと説明書に書いてあるでしょ。
「知らん。説明書は読まない主義や」
読んでも向けるくせに。
父は取り敢えず武器のたぐい、特に飛び道具を持つとすぐ動物で試したがる。
一番身近にいる家族は、格好の標的である。
母も私も弟も、そして母の植木も、幾度となく凶弾に晒されたものである。
「これで近頃にゃ~にゃ~五月蝿い野良猫どもを撃退してやろうと思ってな」
なるほど、確かに最近五月蝿いですな。
「うむ。その前にでかい的で練習しておこうと思ってな」
なるほど。それで警告なしの発砲ですか。恐れ入りましたよ。しかし人を撃つのは、せめて私を撃つのは止めていただきたい。
「しかし、お前の弟は居ないぞ」
ならば、空き缶でも撃てばよろしかろう。
「動いてるものを撃ちたい。逃げろ」
あぁ、なんて休日だ。
私は部屋に逃げ帰り、本棚の隣に立てかけてあった
ショットガンを手に持ち、屋上に戻る。
さぁ、命乞いをしろ。
お互い無益な殺生は止めようということで
適当な空き缶を並べたり、道路標識や
お隣のパラボラアンテナを的に
射的に興じることにした。
当然、家の半径20メートル付近にはBB弾が散乱する。
「しかし、安心していい。これはバイオBB弾だから、やがて腐敗して土に帰る」
エコですな。
「ぬかりはない」
動かんものを的にしていると
段々もっとリアルでスリリングなものを撃ちたいと思ってくる。
説明書や箱にいくら書いてあろうとも
銃とは本来生き物を狩るための道具だから、仕方のないことである。
ん~、お向かいさんの部屋の中にでも撃ち込みますか。
「バカタレ。近所から訴えられたらどうする」
応戦しましょう。
「儂には社会的立場がある」
そうですな、それはまずいですな。
その時、家の前に一台の自転車が止まった。
我々は運転手が格好の獲物であることを確認すると
問答無用で撃ち始めた。
あぁ、楽しいいい休日だ。
ひとしきり発砲してから聞いてやる。誰だ!
「僕や」
気の毒な弟であった。
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