バターチキンとクートゥ |
器が良いとカレーも映える |
こういう盛り方も悪くはない |
美味すぎるゆずあちゃーる 買い占めた |
ぶり大根のカレー 懐かしいな~ |
モツカレー 師匠のにはやはり足元にも及ばない |
シェシノでお疲れ会 サバのマリネ クールブイヨン美味すぎ |
ホワイトアスパラの太さでかさも然ることながら ソースの美味さよ… |
グラタン たまりませんな |
カモかな… 美味しかったことは覚えてる |
仔牛の内臓盛り合わせ 最高 |
ガルニの茸炒め 永遠に食べてられる |
ブイヤーベース 黙々と食べました |
タルトタタン デザートまで完璧。シェフはホントすごい |
色々カレー盛り 腕が落ちたわ… |
賄いライス的な? やっぱり、定期的に作んなきゃダメだな~ 凄く不完全燃焼 |
先日、従姉の結婚式に出席した。
私とは生まれ年は同じだが、向こうは早生まれで学年はひとつ上だった。
幼い頃から、親族で旅行に行ったり
色んなイベントで仲良く遊び、気も合う一番仲のいいイトコだったと思う。
近頃は親族で集まるのは、葬式や法事の弔事系が多くて
めでたい席で皆が集まれるのは、本当に嬉しいことであった。
新婦の両親である、叔父叔母は当然泣くだろうし
また涙もろいので有名な私の父も、先を争って泣くだろうし
新婦の兄である従兄も、意外と泣くかもしれんなんていうことを
会場までの道すがら、家族で話しながら向かった。
式に先立っての親族紹介で
ウェディングドレスを着た新婦と白いスーツに身を包んだ新郎がやってきたとき
目を奪われた。
あの従姉が、お嫁さんになっている…。
『女性の花嫁姿とは、彼女の人生で一番美しい瞬間である』
とは、嘗ての花嫁経験者である母の兼ねてからの意見であった。
なるほど、真実である。
従姉の晴れ姿をみて、私は納得せざるを得なかった。
間違いなく、自己最高の美しさを顕現させている従姉に
気の利いた褒め言葉のひとつもかけてやりたい、と思いながらも
きれいだな…という言葉しか出てこなくて
それを繰り返す私に、従姉は
「金、かかってるから」
と、言ってニヤッと笑った。
叔父は「馬子にも衣装だな」と言いながら目を潤ませ
叔母は「本当に…」と言ったきり、感無量といった面持ちであった。
父は「ウチの番はいつなんだ」と私たちに問いかけ
私と弟は「さぁ…」とお茶を濁し
妹は「合理的に見積もって十年かな」と
ケロリとした顔で答えた。
10年とは妹と従姉の年の差であるが
妹には10年という月日の、特に20代における体感時間のはやさを
推し量ることができていないのだ、若さゆえに
と、私と弟は憐れんだ。
それにしても、新婦は美しい。
自然と目が吸い寄せられるような
不思議な吸引力のある美しさだ。
この場にいる新婦側の親族は皆、誰もが
この瞬間、彼女は世界で一番きれいだと感じている。
その思いが美しさの裏付けとして、益々彼女を輝かせていると思った。
チャペルでの式が終わり、披露宴にうつり
全てが楽しい、幸せなお祝いムードですすむ中
一抹の寂しさが胸に溜まってくるのは
新婦側の人間として仕方ないことだろう。
しかし、新婦の幸せそうな顔を見ると
それもやむなし、なのだ。
結婚式は、新婦側の親族が幸せな新婦の顔を見て
寂しい気持ちと折り合いをつける場でもあるんだな~
と改めて実感した。
それにしても、式の中で明らかになった新郎新婦の社会的地位と実績たるや!
そんな立派な社会人になっていたとはつゆ知らず
昔と同じ、阿呆仲間扱いをしていたのは大変失礼をした。
自分が同じ立場になったときのことを考えると
想像するだに冷や汗が出る。
私がその時を迎えるのは、まだ先になりそうだ。
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