2012年1月12日木曜日

4丁目咖哩


スパイシーオムレツ
適当におつまみ、ということで作ってもらった。
オムレツの美味い店に悪い店なし!

本石亭風カティロールver.1
ラップサンド状ではなく、サンドイッチみたいな見た目だが
これはいいカティロール。
チャパティのムッチリ感といいフィリングのフレッシュさといい
申し分なしのカティロールだ。

キーマカレー。
気持ちのいい辛さとスパイス感!
キーマって不味いのがほとんどない割に
感動できるくらい美味しいのもあんまりない気がする。
ここのは感動したね。

インド風カレー。
完成度高い。印象的なのはクローブ。
日本人が作る、インド系カレーライスでも
私が食べた中では最高クラスの一品。
こういうの作れるようになりたいんだよね。

欧風カレー。
欧風カレーも好きだとこの前再確認したので
何食っても旨いと最早確信しているここで
頼まない理由なんてない。
メニューにある通り、まさにおふくろの味的なカレーライス。
まぁうちの家カレーとは全然違うんだけれど
それでもおふくろの味と言われりゃ納得してしまうのは
妙に味に懐かしさを感じるせいかな。


ドライカレー。
カレーチャーハンではなく、これはドライカレー。
コメの一粒一粒まで、しっかりカレーの旨みが行き渡っていて
こりゃたまらん美味しさだわ。
飲んだ後の〆の一品に一番いいのはこれかもね。


ある日のお通し。
ゴビマサラ、って感じかな。
こんなお通し出てくるBarってここしかないんじゃないの。
味は勿論おいしい。


本石亭サラダ。
マスター曰く普通のポテトサラダ。
まぁその通りなんだけれど、美味しいよ、普通のお店より。
ポテトサラダにナスが添えてあるのって珍しい気がするけど
見た目的にも、味的にも良いね。

適当におつまみ盛り
左のがチキンピクルスで手前がパニールタルカ
右が…思い出せない。
すぐに記事を上げないからこういうことになる。
全部美味しかったが、特にチキンピクルスが美味だった。
漬け込み具合がまだ…とマスターは仰っていたが
すでにかなり美味。でもあと2日くらまてばもっと美味しいかもね。

本石亭風カティロールver.2
前に頂いた時とまた微妙に違う。
具のタンドールチキンの香ばしい匂いがたまらんね。
マスターが、今日はチャパティ生地くらいしか特別なものは無いんですけど…
と仰っていたが、チャパティ生地のあるBarなんて普通ありませんから(笑

本石亭風チキン65
今まで食べたチキン65の中で一番美味い!
まぁ今まで食べた65の大半は
ただのから揚げだったので、比べるのも失礼な気がするが。
フェンネルの使い方がメチャ上手い。
くぅ~勉強になる。

キーマカレー。
因みに今回載せてるカレー写真は全部ミニサイズだ。
ご飯少な目、ルー多めの有り難い仕様で盛ってもらえる。
しかし、ここのキーマは唸らされる。美味いわ。

インド風カレーも食べた。
個人的にはカレーラインナップでも一番好きかな。
というより、一番盗みたいカレーというべきか。
このクラスのカレーを引っ提げて
実家の奴らをぎゃふんと言わせねば…

一年の計は元旦にあり、という言葉がある。

長期的にせよ、短期的にせよ、目標を立てて

それの実現に向けて、計画的に準備を進めるのは非常に大事だ。

明確な目標を立てずに、思いついた時に覚えている期間だけ

行き当たりばったりに、あれこれするのは

力も分散されて、効率の悪いことこの上なし

ということは、今までの数々の経験上熟知している。


というわけで、今年の目標をいくつか立ててみたが

カレーに関する目標としては

日本人の作るスパイス系オリジナルカレーを、今年はもっと勉強したい。

端的に言ってしまえば、その手のカレーを食べまくって

家で劣化版を再現くらい出来るようになりたいということだ。


ここ何年か、主にインド系カレーを重点的に食べてきて

レシピ本もそれなりに読み漁って、家でも作ったりして

骨子部分は理解できた気になってきた。

この上は、最終目標である私の私による私のための至高のカレー到達に向けて

次なるステップに踏み出すべき時が来たと考えた。

そこで、今年の目標に戻るわけだが

既にカレー界の先達たちが作り出された各々の理想的カレー

あるいはそれに近いものを食べることによって

私のためのカレーの輪郭をさらに絞り込んでいきたい。

いつかは至高のカレーに到達せんがために!というわけである。



さて、で、このお店である。

初めて食べたときは、カレーの完成度の高さに舌を巻いた。

口に広がる香りとコクとバランスの良い辛さ

コクも欧風カレー系によくあるような重たいものではない。

後味が非常に後を引く、中毒性のあるカレーだった。

しばらくは家でも、どうやったら近い味が出せるかを色々考えていた。




ここのカレーの素晴らしさは、ひとえにマスターの研究熱心さの賜物で

その考察やカレーに対する熱い思いなど、尊敬せずにはいられない。

メニューにはないが、あるもので作ってくださる

スパイス系おつまみがまた美味い。

一品一品味付けが細やかで

何よりスパイスの命である香りが生きている。

料理も、一品一品調和が絶妙にとれていて

完成度の高さを感じるものばかりだった。



去年は、お酒とスパイス料理を楽しめるお店が

結構色々オープンした年だった。

行ったお店はどこも美味しかったし、何店かは私も贔屓にしている。

が、ここのお店で受けたほどの衝撃は無かった。

正直、ここのカレーは、今一番盗みたい味の一つだ。

そういうわけで、今年はちょくちょく伺って

勉強させていただきたいと思っている。

2 件のコメント:

  1. 仙人さんも本石亭のファンだったんですね!
    もうここは自分にとっての「お家カレー」で、
    この店に出会ってからはかえって家でカレーを食べなくなりました

    実は今日マスターに、スパイスづかいの相談をして一つのアイディアをもらいました。

    いつか本石亭でご一緒できるといいですね

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  2. >マサラさん
     
    ここのカレーがお家カレーとは何とも羨ましい!
    マスターからのアドバイスもあるとなれば、再現もかなりのレベルで可能ですね(=^・^=)

    実は先日、ここでカレー新年会もやらせていただいて、改めてマスターの腕に尊敬の念を抱きました。もうすっかり虜です☆

    ぜひいつか本石亭で!(^^)

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