2014年5月14日水曜日

カレー生活48

まつはで本日のお食事
こういうのが好きな女子が好きです、わたしゃ。
まぁそれはさて置き、おいしい。

デザートもつく。
お店の雰囲気、店員さんのホスピタリティ
メニューの価格と質のバランス
どれをとっても素晴らしい。
通う、というか通ってる。

久しぶりのラトナカフェ
やっぱり美味いし、量ももっと食べたいと思える位が
適量だよね、悔しいけど。
今度はあんまり間を空けずに来よう。

京都地ビールまつり
東京クラフトビアフェスよりも
地元密着のお祭感があっていいね。
それにしてもかなり呑んだ…

その後、市役所近くのトラモントへ
一見、普通の喫茶店やのにな~
パスタメニューはかなり豊富

そして何より、おいしい。
さくっとパスタを食べたいときとか
カジュアルなシーンで非常に重宝しそう。
行けて良かった。

久しぶりに鯖缶サブジ
安定感あるね、鯖缶は。

喫茶ガボールでパテ・ド・カンパーニュサンド
店内のどこと無く退廃的なムードとか、好きですね。
三条の喧騒とは異質の世界。

南インドカレーなるものもあったので注文
たまねぎベースにトマトの酸味
万人受けしそうな味で、おいしい。
しかし、なぜ南インドカレーなのか、今度聞いてみたい。



また一人、友人が独身貴族から引責辞任を果たした。

人生の墓場への輝かしい一歩おめでとう

などと言う、嫌味をいう気力もない。

羨ましい。

ただただ羨ましい。

断っておくが

別に、結婚することが羨ましいわけではない。

これは、今後の人生をシェアしても良いと思えるだけの

パートナーを見つけて、相思相愛になれることへの羨ましさだ。

加えるなら、友人のことごとくが、私の美的感覚で

美人と判断される枠から外れていない相手とめぐり合っていることへの羨ましさだ。



何故だ!?

とは問うまい。

彼らは、頭脳明晰にして容姿それなり、将来有望な上流独身貴族であったのだから。

むしろ、美人と結婚などというのは、彼らには当然許されるべき権利であり

それを不当だ、などとわめき散らすのは愚の骨頂である。

友人が優秀であるというのが自慢の私だが

こういうときばかりは、多少なり劣等感を抱かずにはいられない。


先日、京都地ビールまつりに参加したときのことだ。

全国津々浦々のクラフトビールが

三条商店街に集結していたのだが

美味い麦酒だけでなく美女まで集まっているとは驚いた。

すれ違う女性の大半が美女で

振り返るのに首の筋肉を酷使する羽目になるとは思いもよらないことであった。


私は常々、我が友人のような上流独身貴族が

美女を娶るのは世の摂理であるから仕方ないとしても

下流独身貴族の私にも、チャンスのひとつくらいあってしかるべきだ

と公言して憚らなかったが、ここに来てひとつの結論に至った。

この世は、少なくとも京都周辺には、たくさんの美女が生息している。

自然、この世はチャンスで溢れている。

あとは、そのチャンスを掴めるか、それを活かせるか、である。

さすがにこれは、私の問題ではないとは言えない。


仕方のないことなのだ。

美人とは、所謂ひとつの超常現象であり

その及ぼす影響力たるや、私には絶大。

とても正常の状態で相対するなど、どだい無理な話なのだ。

精神と肉体の萎縮は避けられない。

まぁ平たく言うと、緊張するのである。

もう掴んだり活かしたりなどと言ってる場合ではない。

こっちは非常事態なのだ。



ここに来て、親友の名言が私の脳内にこだまする。



「俺たちのような男子校上がりが女性を排した二十代をおくると、結婚という人生の一大事において粗相をしかねないぞ」



激務の合間をぬって、どれほど爛れた生活を送っていたかは知らないが

どこに出しても恥ずかしくない、正真正銘の美人と結婚した彼の言葉には重みがある。

全く持ってそのとおり、御説一々ご尤も。

だが、私の名誉のために言わせてくれ。

私とて排したくて、排しているわけではないのだ!

悲しいかな、私の今までの人生

病める時も健やかなる時も、傍らにいたのは大半が女性にあらざる者たちであった。

彼らとの気安すぎるぬるま湯生活が楽しかったことは否定しないが

いつだって、出る準備は、心構えはあったのだ。

お誘いさえあれば。

気がつけば修道女並みの清らかな生活を送る羽目になった私に

当然、世に溢れるチャンスを、活用できるスキルなど

身につくはずも無い。

身についたのは類まれなる妄想力という名の

精神的筋肉だけである。

おかげで今や私には、せっかく美人を前にしても、戦う術が無い。

チャンス以前の問題があるということだ。


自信を持って言えるが、普段の私と言うのは

そこそこ社交的な男である。

気の利いた冗談も飛ばせば、当意即妙の受け答えもできなくは無い。

その出来る男っぷりから、周囲からモテモテと勘違いの声も甚だしい。

勘違いの声が現実に影響を及ぼしてくれれば良いのに

実際の私は、モテモテとは程遠い。


しかし、問題は判明した。

弱点とは鍛えるためにある。

私に必要なのは、美女を前にしても

浮かれず逸らず萎縮せず

虚心坦懐、光風霽月、明鏡止水の心である。

だから、だれか教えて欲しい。

どうしたら、美女を前にしてそんな心でいられるのだろうか。

私にはその方法がわからない。

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